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島の遊び方

080422_013 「挨拶は時の氏神」

新島で出会った方のお家にて、さりげなく貼られていた家訓。

今回の旅で「はじめまして」と挨拶した回数は何回くらいあったのでしょう。氏神ご降臨しっぱなし!

今回の旅行は新島出身アラゲホンジメンバー、里江氏に全てプロデュースしていただきました。彼女いわく、島の一番楽しい遊び方は人と交流すること!

彼女が「会わせたい人がたくさんいるの!」と目をキラキラ輝かせて、1日で何人もの人に会うために、分刻み?時刻みでスケジュールを組んでいただきました。ちょっと私、売れっ子アイドルみたいな気持ちになったくらいです。

「他にも会わせたい人がたくさんいるけど、今回は時間がないから絞っていくわよ」とまた目をキランキラン。

080421_000はじめて島に降り立って港であいさつしたのが、さとちゃんの先生。

次に会ったのがマイナスドライバーを手にしたさとちゃんの近所のおばちゃん。

引き潮を狙って岩についてる貝をとっていたらしい。

080421_000_2 翌日には自作網でカニをとっているところにも、また遭遇。

わざわざさとちゃん家までとれたカニを持ってきてくれて 、すぐお味噌汁になっていました。

080421_005_3 新島ガラスセンターに行けば、またさとちゃんのご近所の方。

どうやらこの島の皆、さとちゃんの知り合いらしい。さとちゃんはこの新島で新しいイベントを作ったり、自ら舞台にでて芸(太鼓や踊り)を披露したりと、島ではちょっとした有名人です。

さっきから道行く人に「やーい!」(←おばちゃんたちのあいさつの仕方らしい)って言っている。

「おばちゃん役場に行かなきゃ」といいながらも、閉まっていたガラスセンターの中をみさせていただきました。

国際的に有名な作家さん達が新島にきて、制作された作品が展示されていました。

ガラス工房では作家さんの野田収さんに出会いました。野田さんの下で今は3人のお弟子さん達が工房でガラス作りに明け暮れているそうです。

お弟子さんがガラスの実演を見せてくれました。この工房を訪れる人が来てはガラスの実演をしているのでしょう。説明する声がこなれすぎて棒読み、目はうつろ笑。

Sany0039「コーガ石」を溶かして作られるガラスは淡いオリーブ色。

「春風」だったかな、そんなタイトルのお皿を買いました。

最近渦巻きは、マイブームです。

080422_000_2 さとちゃんちのジン。

柴犬とダックスフンド(だったっけな)の混血で、短足なのがおしいらしい。

080422_016 さとちゃんの妹(左)。仲良くピアノを引き出す姉妹。

妹さんは小さい頃から太鼓をやっていて、おねーちゃんのさとちゃんは首からラジカセをぶら下げられていたという。小さい頃から音楽に囲まれていた環境だったようです。

妹さんの弾く曲は「マリオ」に「ドラクエ」に「ラジオ体操」。楽譜を見ずにネットで指をみてコピーしたらしい。覚え方が邪道すぎる・・・。そして選曲も。

080422_0042日目から売れっ子アイドルのスケジュールがはじまります。

午前中にはさとちゃんのおかあさんと式根島ツアー。

新島から船で7分と目と鼻の先にある島同士。2時間ほど式根島を歩きました。半日あれば十分島を見学できるほどの大きさ。

さとちゃんは新島では有名人ですが、お母さんはこの式根島でも有名人。出会う人皆にsay!Hello!「やーい!」

080422_002式根島の貝の形をした浜。

新島ではサーフィン、式根島では磯遊びができる浜が多いそうです。私は多分こちらの浜と相性がよさそう。1日貝拾いができる。

080422_008鳴き声がにゃーにゃーの「ウミネコ」。なんだか式根島で大発生しているらしい。

080422_006 式根島の海沿い温泉。

これは硫黄の温泉で、このお湯につかれば、着ている水着が黄色に染まってしまうほど濃いそうです。

20080422_000 こちらの温泉は海の中の温泉。塩味。ぶくぶくと気泡が湧いていました。

傷やお肌などにいいらしい。この温泉に1年通って、私の万年ニキビを完治させてみたい。

080422_001山菜を採りながら式根島を歩きました。これはふき。

これは食べごろではないようです。もっと茶色くなってるものを採ります。

根っこを抜かないのがルール。

080422_005_3 明日葉。

新芽の葉が開ききる前がおいしいようです。

けっこうこれがおいしかった。クセのある葉っぱ系、どうやら私好きになることが多いようです。

080422_015 夜には山菜料理を作ってくれました。

家族とご飯を食べながら、団欒。

さとちゃんのおかあさんによる人生の説教、明日葉の味と共に心に響いたのでした。

080422_000旅先で出会う人達って、日常生活で出会う「はじめまして」の人より印象深く心に残るのはなぜだろう。

旅行の時の自分はきっと心が解放されているのだと思います。

東京という磁場にいると、自分はいつも何かしなければいけない気持ちになっています。人に関心をもつより、自分のことでいっぱいだ。

こっちでコーヒー飲みながらお友達とおしゃべりする時間は、ここ何年、指を数えるくらいしかない。

平日にもかかわらず島の人たちは私とお話しする時間を作ってくれました。島の人達は心にゆとりがあるのだな~。

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港から歩いて30秒のところにあるオシャレな空間。店としては利用していないそうなんですが、漁でとれたモノの加工品を出したい、パーティー会場にしたいとか、これからの夢がいっぱいな感じでした。

周りは漁師のおっちゃんしか歩いていないらしい。

ここではさとちゃんの太鼓仲間の方とコーヒーを飲みながら、素もぐり漁の話し、きわどい水着をきながらサーフィンをする話し、太鼓のお話し、時間が経つのを忘れそう。

080421_011 そのあとはさとちゃん育てのお姉さんとランチ。

明日葉と海苔のスパゲッテを食べました。

お姉さんは楽器収集病らしく、キーホルダー収集病の私と、同じ病の臭いを感じる方でした。

最近、白い花の咲く島の花(名前忘れたな~)の香りがとてもいいらしく、どうにかしてその香りを使って雑貨を作ってみたいそうです。この写真の花がそうかな?

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そして時間刻みのスケジュールで、次は島のいろんな素材を使って作品を作っている方のおうちを伺うことに。

さっきから島の人は島のものを使って、なにかしら作ってみようと思うのですね。好奇心旺盛だ。

080422_011ここでもコーヒーをいただきました。

私はお酒が全く飲めないので、このコーヒーを飲みながらのおしゃべりが一番リラックスできる時間です。

私の田舎でも、仕事帰りのお母さんとのコーヒータイム、バイトをしていた喫茶店でお茶をするのが一番心がなごむ瞬間です。そこで恋話したり夢の話をしたり。

080422_012 このおうちのチエさんはフラダンスをやっているそうです。

マラカスにこのお花をつけてフリフリするところを披露してくれたのですが、とっても華やかで、そしてやってる本人がとっても楽しそう。

このアイテム、今度バンドでも使ってみたいなあ。

080423_000 島最後の夜は、新島を拠点にしてバンド活動している「ナムレ」の方々に出会いました。

なんとなく集まって、なんとなく音を出し始めて、いつのまにか団欒になっているという、まさに音を楽しむバンドの方たち。

ウケたのがベースのトシさんのベースケースには常に醤油が入っているそうです。

練習しに来てるのに、刺身には醤油らしい。

彼らと話ししていていいなあと思ったことは、「今自分幸せです」って言える人たち。

今の自分は結構やりたいことやれていて、何不自由なく生きていて、自分にも幸せと思う瞬間ってあるはずなんだけど、「幸せだ~」なんて言ったことがない。思ったこともないです。

いつも目の前には何か越えなければいけない壁の存在があって、いつもそれでう~う~いってる。かといって苦悩の日々が好きなわけでもない。必要であるとは思っているけど。

幸せな彼らから放たれる印象は明るく澄んでいて、きもちいい。

人に何かを与える活動をしている人本人が幸せであったら、与えられる側にも幸せな気持ちがダイレクトに伝えられるんじゃないかと感じます。

080421_001 今回、大変お世話になったさとちゃん。

自分は人を巻き込むタイプだと言ってたけど、人を巻き込むのも才能のうちだと思います。

その人のいいところを引き出して、頼りにするところや、自分のつながりをまた他の人へと繋げる好奇心だとか、彼女の素敵な長所だと感じています。

この島のツアーを終えて、なんだか私も音信不通になっていた友達と連絡をとろうかな~って気持ちになってしまいました。

彼女が私の田舎に来た時は、私のおもしろいお友達をたくさん(そんなにいないかも笑)紹介してあげたいです。

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風と白の島

今のアパートに住み始めてはや4年たつのですが、初めて風呂場の電球替えました。

全然今まで存在すら気づいてなかったんだけど、私の風呂場のシーリング、乳白色のガラスボールでオシャレだったのよね。何気に穏やかな光を演出してくれてたのも、このシーリーングのおかげだったのね。

サンキュ。

080421_002今週、新島に遊びに行きました。

新島は東京都伊豆諸島の一つで、高速船で東京から2時間半ほど。人口2700名ほどらしく、島の大きさも気力があれば1日で歩けそうな大きさです。

アラゲホンジというバンドを私やっているのですが、2月からメンバーになった新島出身のパワフルな女性、サトちゃんのガイドで2泊3日、内容の濃い旅をさせていただきました。

このさとちゃんという方は新島では有名人で、道行く人に話しかけられかけられ。というより島の人皆知り合い?080421_010_2080421_000_4

写真は新島特有のコーガ石。

とてもさくさくしていて削りやすいのだそうです。確かに手でガリガリしただけでもボロボロ削れます。

080421_003 このような彫刻が島のいたるところで展示というか、放置されテル笑。

さと先生いわく、いつのまにか増えてるらしい。

080421_001 彫っちゃった!こんなのできちゃった的なのりで置いていくのでしょうか。080421_008

石の動物園にいきました。

たまちゃんビックリしすぎだな~顔。

「たまちゃん いつまでも お元気で!」ってこんな彫刻になっちゃって、たまちゃん死んでるみたいじゃないですか。

080421_009 これウケたな~。意味わかんね~。080421_014

そおいえば、渋谷にあるモヤイ像は、この新島からやってきたものらしいです。

「モヤイ」って言葉は新島の言葉で「助け合う」「力を合わせる」って意味らしいです。

080421_015お笑いのタッチに似てる。

080422_014 集落の塀もコーガ石を使われていました。古い住宅でも使われていました。

新島のこの町並みは独特な雰囲気で、ヨーロッパも石の町並みでしたが、石=乾燥している場所っていうイメージが自分の中にあったので、暖かい島といえば湿気が多い=木造住宅を連想していました。

島なのに石が身近な存在だなんて、ちょっと初めてみる不思議な風景でした。

火事には強いそうなんですが、地震には弱いのですって。

080422_007 まいまいず井戸。

地上から約7メートルほどの窪地に井戸汲み場がありました。

なんでこんなに深いところに井戸汲み場を設けなければならなかったのでしょう。

初めてみたのが、夕方で、あまりにおっかなくて写真にも撮れませんでした。

080422_001 この新島の建物は、以前いったことのあるミコノス島の「白い」っていうイメージとダブりました。

ミコノス島で聞いた話なのですが、日曜になったら壁のペンキ塗りが日課なのだそうです。

そおいえば、いたるところでペンキ塗る姿が見られて、そんなにマメにぬらなくても~と思った。

お休みの日に洗車する感じと似てるのかもしれない。

しかし、島と白色って、なんだか似合います。

080421_018 新島に降り立ったらなんだかまぶしい。

太陽のせいではなくて、どうやら周りのモノたちが「白い」。

砂浜も白かった。

080421_017 波の跡が素敵なラインを演出していました。

080421_016 夕日が反射してる時は、久しぶりにうっとり。。しました。

最近「うっとり」なんて言葉、こっ恥ずかしいからめったにつかわないけど。うっとり。

080421_007 新島はサーファーの聖地でもあるようです。

港と反対側の海岸では本当に波が高い・・・。

毎日こんな台風みたいな感じらしい。お母さんに「海に近づいちゃダメヨ!」っていわれるレベルの波だと、私思います。

多分私が入ると流されること必須です。サーファーって勇敢だな~。

080421_004 この島は年中風が強いらしく、木も風でななめに笑。

080422_003 式根島の松。

風が強くて下にのびていくようです。

木が変って感じたのも、風のせいで不思議な形になっているのですね。

天然の盆栽だ。

080421_019 集落の海側にはこんな防風壁。風と共に生きる場所なんですね。

ナウシカみたい。

080421_020_2 山のてっぺんから夜景もみました。

何が一番印象的だったかって、山道を車で走ってると野鹿が突進してくるという恐怖話。

さとちゃんの妹さんのお話でウケたのが、逃げる鹿のお尻をみながら車を運転したことがあるらしい。

山の中に逃げろよとアドバイスしたくなります。

なんだか新島には野生の鹿が大発生しているようです。奈良県の鹿とは比べ物にならないほどお茶目らしい。

なんてったて泳げるらしい。

080421_012 また長々と日記をかいてしまった。

まだかきたりないわ。

080421_013 今回は島編、次回は人編でおおくりいたします。

最後まで読んでくれた人ありがとう。

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クレイジー日本

Sany0044 大阪、京都に行ってきました。

メインは、私のお家の宗派「真言宗御室派」総本山仁和寺の参拝。

その前に、伊丹空港を利用したので、これはイイチャンスと、一度いってみたくてしょうがなかった「国立民族博物館」http://www.minpaku.ac.jp/に行ってきました。

その博物館がある場所は、かつて大阪万博の会場になった場所(今は万博公園になっています)にあります。

1970年当時の万博の様子にもかなり興味があったので、公園の中の「万博記念館」にも足を運んだのですが、かなり資料が寂しい。

映像資料が一番よかった。

「万博」の存在意味をあまり理解していなかったのですが、あれは文化のオリンピックといった感じですね。

世界の文化が一つの場所に集まり、短時間で世界旅行行ってきたぞ的な気分になれる、そんなお手ごろでミーハーな感じ、非常に興味あります。早くにそんな「万博」の魅力に気づいていたなら、最近行なわれていた「愛知万博」、否応なしにでも見に行くべきでした。サイトだけではわからない「世界の実物の魅力」に出会えてたのだろうなあ。

Sany0048「国立民族博物館」もその万博の名残か「短時間で世界旅行行ってきたぞ的な気分になれる」場所でした。

特別展示、企画展示、常設展示、資料室、ミュージアムショップを一度に見るには3時間では無理でした。1日かけて行くところでした。

Sany0052 オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、東南アジア、南アジア、朝鮮半島文化、、中国、中央・北アジア、アイヌ文化、東アジア、日本、と主に文化人類学、民族学にもとづいた「生活文化の展示」で構成されていました。

なので文化財、宝物展示物の「ものめずらしい」展示は一切さく、まさに「モノみて学んでけ」的な博物館だったので、資料の多いこと多いこと。

1日でこんなにも多くの文化をザラーっと見れた経験がなかったもので、ものすごい疲れました。

Sany0053 でも、全体をザラーッと見れて感じたことは、民族がもつ根源的な部分っていくつか共通点がありそうだなと感じました。

それぞれの民族がもつ文化を奥深くたどっていけば、それぞれ地球っていう小さな星にいる生命体であることに違いはないような。

Sany0059確かに、自然環境、肌・髪・目の色、体格の違いがそれぞれの大陸であるのと同じで、生活文化の違い、 美的感覚、造形力の違いは顕著にみられます。

特に私が共通点を感じると思った部分は、祭事などで使用されるものや、生活用具品に見られる装飾的なところをみての感想なのですが、

自然のものにひとてま加えただけの荒削りな部分、

説明的な造形・装飾、

強いメッセージ、祈り、

そして何より表現が露骨で滑稽で笑える。Sany0063_2

「笑える」とかいった軽々しい表現は、その当時生活していた人に失礼極まりないですけど、

「すごい顔だな~」、「すごいモノが密集してるな~」、「すごい動物だな~」と思うたびに笑いがこみ上げてくるこの感じはなんなのだろう。 Sany0066_2

Sany0083_2 くわまんに似てると思った仮面。Sany0091 

中国雲南省の絞り染め。1980年代の改革開放政策で、藍染製品を日本へ輸出しはじめたことにより藍染が急成長した地域らしい。

外の力で地元の文化が見直されるケース、最近よくみかけませんか?

Sany0096Sany0099_4中央アジアトルクメンのじゅうたんSany0102_4

アイヌの人。

Sany0112_3「世界皆共通」とぬかしつつも、きになりますよね~自分の身近な祖先のルーツ。

お待ちかね最後に日本文化圏に入った時、ガラっと雰囲気が素っ頓狂になたのにも笑ったな~。

ちょっとびっくりしました。かなり高い展示室の天井に頭が付かんばかりの鹿児島県の「やごろどん人形」がどーんと目に飛び込んできたときなんか、知らない人に「ねえ、あれみてよ、何あれ」って指差して一緒に笑いたかったくらい。Sany0115

その雰囲気を伝えたかったのに、ピンボケした写真しかなかったのが残念。

日本の原住民って、一番クレイジーかもしれない。

一昔前の海外からの日本のイメージって「芸者、侍、禅、歌舞伎」といった京文化、江戸文化が強かった印象をかんじていました。

ある期間の一部の文化だけが突出して先行してしまっているような日本のイメージ。

しかし日本の原住民の文化みたら、まったく異文化をみているみたい。そんなにかっこよくないし、整えられるものじゃない。とてもエネルギッシュなのに緻密、そして創造力豊か。

どの時期の文化がいいなんて比べるだけ野暮なことですけど、こんな日本が今現在も生きていることを、忘れたくないと強く思います。

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